第37回日本眼窩疾患シンポジウム事務局
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広島大学大学院医系科学研究科 視覚病態学
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ご挨拶

第37回日本眼窩疾患シンポジウム
会長 末岡 健太郎(広島大学眼科)
このたび、第37回日本眼窩疾患シンポジウムを令和5年10月28日(土)に広島で開催させていただくこととなりました。広島での眼形成関連学会は、平成25年に山田貴之先生が会長を務められた第24回眼瞼・義眼床手術研究会(現、日本眼瞼義眼床手術学会)以来10年ぶりの開催となります。伝統ある本シンポジウムの開催会長を拝命し、大変光栄に存じます。理事の先生方および関係各位に厚く御礼申し上げます。
昨今、眼科においても眼底写真読影などでAI(artificial intelligence)化が進んでおりますが、眼窩疾患をはじめ眼瞼・涙道疾患などは病態が多岐にわたり、また症例数も決して多くなく、パターン学習が難しい領域です。本会は、眼瞼・眼窩・涙道疾患の診断および治療、研究に関する研究会で、いずれの疾患も、眼科や形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、皮膚科、口腔外科などの境界領域にあたり、この分野を専門とする数少ない医師が全国から一堂に会する貴重な会となります。大規模な学会とは異なり、研究会ならではの活発な討論が本シンポジウムの特徴であり、新型コロナウイルス感染症も5類に引き下げられましたので、現地開催といたしました。治療方針に迷うケースについての「質問症例」なども歓迎いたします。
今大会のテーマですが、物事の本質をよく理解し知識や学問を極限まで深めるという「格物致知(かくぶつちち)」、そして、これまでの無数の人々の苦労の積み重ね「礎」の上に現在の医学・医療が成り立っているということで、『格物致知 ~礎の上に~』といたしました。
G7広島サミットの次は、眼窩疾患シンポジウム広島です。本シンポジウムが皆様にとって有意義な会となるよう準備してまいりますので、何卒よろしく願い申し上げます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。